■口は生きるための基本「歯の目的」
ワニなどの爬虫類には鋭い歯がありますが、基本的に獲物は丸飲みしてしまいますので、噛み砕く事は無く、歯はすべて同じ形をしています。
では犬の歯はどうなっているのでしょう? 食肉類の犬の歯は、獲物を殺す為の牙(犬歯)や、肉を噛み切る為の裂肉歯など、それぞれの歯にちゃんとした役目がようです。

 門歯:人間の前歯に当たります。ゴミやノミを取る、毛づくろい用の歯。
 
犬歯:獲物を攻撃するための歯。歯根が深く抜けづらくなっている。
 
前臼歯:噛み合わさるとはさみのように肉をがっちりつかむ歯
 
臼歯:肉を切り裂くための歯。

■口は生きるための基本「便利な口の機能」
犬の唇にもちゃんと意味があります。 哺乳類である犬は、母親のお乳をちゃんと飲めるように、唇が吸盤のようになっていて、お母さんのおっぱいにぴったり吸い付くようになっています。
また、唇の内側にある黒いヒダ。これは歯ブラシの役目を果たしています。 口を開けたり閉じたりすると、このヒダで歯の表面がこすれ、歯についた“食べかす”などを取り除く仕組みがあるのです。
野生で生きていくためには、動物の生の肉・内臓・骨まで統べて食するための強い“歯”が必要です。 大事なエネルギーを摂取するための“歯”がダメになってしまうということは、生きて行けなくなることと同じ。 ですから歯を守るこんな機能が備わっているのです。

■口は生きるための基本「口でわかる犬の感情」
犬の唇をよく見てみてみると唇が黒いですね。これに対して歯は白です。 この黒白のコントラストは犬が威嚇の際に相手に「怒ってるんだぞ」と言うのをよく見せる為です。 怒っているのが相手にわかれば、無駄に噛み付きあって喧嘩する事無く済みますね。 こんなふうに犬の口もちゃんと感情を表現しており、しっかりコミュニケーションをとっています。 では他にはどんな表現があるのでしょうか?

口元がゆるみ舌を出し、
笑っているような表情になる
口元を引き上げ、牙を見せ、唇の黒い部分も見えるように 空いての口元を舐めて、甘えた感じになる
「嬉しいよぉ!」 「怒ってるゾッ!ゥゥ」 「参った!降参するよ」